新しい命の誕生に関われる感動と幸せ感いっぱいの看護の現場です。

看護師歴は9年目、勤務は3つ目の職場となります。私がこれまで勤めてきたのは外科でした。看護学校に通っていた頃からお産の現場に関わりたい気持ちがあり、働く前に一度こちらに見学に来てみました。全室個室、院内は静かで「患者様のことを考えた病院だな」と感じ、転職を決意しました。

外科という職場では、患者様の病状によっては治療が報われず悲しい結果を迎えてしまうケースがあり、精神的な辛さを伴うことがありました。それは看護師にとっても、非常に大きな心の負担となるものです。でも今は、仕事が楽しくて仕方がありません。お産が無事に進み、赤ちゃんの誕生に立ち会えることは、私にとってもこの上ない幸せです。「こんなに幸せな気持ちになれる看護の仕事があったんだ!」と実感するばかりです。

生まれて初めてのおっぱいやお風呂など、責任ある仕事に緊張も感じますが、一人一人表情も性格も違う赤ちゃんを見ることに喜びを感じています。

助産師、看護師、他部署のスタッフも上下関係がなく、みんなが仲がいいのも大きな魅力です。残業がほとんどなく精神的にも落ち着いて仕事に臨めます。夜勤の場合なら、むしろ日中に自分の時間ができるのもありがたいですね。ずっと働き続けていきたい職場ですし、もし自分も生む機会に恵まれたらこの病院でお産したいです。

看護師は大きな責任感を感じる仕事です。
でも産婦人科においては、その何倍もの喜びとやりがいを感じることができます。

  • 出勤

    自宅から車で15分、子供を保育園に送ってから8時30分の申し送りに間に合うように出勤します。

    申し送り

    夜勤の看護師から日勤のメンバーへ分娩進行者やお母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。また夜間の入院・分娩があった場合の報告も受けます。

    朝礼

    5分ほどの全体ミーティングでは、毎朝一人が順番に院内であった心あたたまる話などを話します。ポジティブな気持ちで仕事に臨めます。

    カンファレンス

    夜勤からの申し送り事項や今後の治療方針などについて医師とカンファレンスを持ちます。

    午前のケア

    お母さんたちの検温、看護ケアにまわります。授乳や沐浴の指導、切迫早産の状態確認、清拭、シャワーの準備など。お部屋を回って赤ちゃんの状態や授乳の状態を観察し保健指導を行い、電子カルテに記録していきます。予定の手術や、緊急の帝王切開をすることもあります。

    昼食

    外来診療及び分娩進行状況に合わせ、交代でとります。分娩や手術、患者様の状況により、昼食は不規則な時間となることもあります。

    午後のケア

    授乳や沐浴の指導など、予定の入院患者様の対応や処置の準備を整えます。手術や分娩で使用した機械類の洗浄・滅菌を行います。お部屋や授乳室は気持ちよく使っていただけるよう常に清潔を保ち整えています。
    お部屋を回ってお母様一人づつの授乳の状態や赤ちゃんの状態を観察し保健指導を行い電子カルテに記録していきます。

    申し送り

    日勤の看護師から夜勤のメンバーへ分娩進行状態、お母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。

    帰宅

    ほとんど残業はなく、ほぼ決まった時間に終えることが可能です。子供を保育園にお迎えに行って帰宅します。

  • 出勤

    2交代制です。
    翌朝までの勤務となるため、自身の体調管理も大事な要素となってきます。

    申し送り

    日勤の看護師から夜勤のメンバーへ分娩進行状態やお母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。

    病棟ラウンド・掃除

    お母さんや赤ちゃんたちの経過を観察し、保健指導をするためにお部屋をまわります。切迫早産管理入院の妊婦さんを観察し看護ケアを行い電子カルテに記録していきます。新生児室など病棟内は薬品を使い掃除し衛生を保ちます。足りない物品の補充もします。

    分娩進行管理・入院対応

    分娩の進行を管理していきます。お産は24時間入院対応です。緊急の帝王切開もあります。時間外の電話相談や受診をお受けします。

    消灯・夕食

    お部屋を回り、患者様、赤ちゃんの状態を確認。赤ちゃんと同室するか、お預かりするかをうかがい、赤ちゃんの管理をします。手の空いたところで夕食を取ります。

    申し送り

    夜勤の看護師から日勤のメンバーへ分娩進行者やお母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。また夜間の入院や受診者の報告を行います。

    帰宅

    ほとんど残業はなく、ほぼ決まった時間に終えることが可能です。

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