「お産のよい思い出は、その先の子育てにつながっていく」。その心構えで誠心誠意取り組んでいます。

看護学校に通っている頃から、助産師になろうと決めていました。助産師歴は9年、こちらで4つ目の職場になります。実際に助産師になってみて、おこがましいようですが私にとってはまさに天職。仕事を辛いと思ったことがなく、日々楽しい気持ちが満ちているんです。とくに、自身でも出産を経験した後は、いっそう患者様やそのご家族の立場になって接するようになりました。

お産は、女性の一生のうちでも数少ない貴重な経験。責任の重さを感じながら緊張感をもって臨んでいます。そしてすべてが終わった瞬間は、心の底から喜びを感じます。患者様に「ありがとう」と声をかけていただくと、「こちらこそありがとうございます!」という気持ちでいっぱいになってしまいます。

産前産後は女性のホルモンの出方が変わり、涙もろくなったり、急に不安になったり。でも入院期間の5日間、きれいなベッド、おいしいご飯、やさしいスタッフでもって患者様を思いきり大事にして寄り添うことで、お産が幸せな思い出になるように努めています。それが、この先の子育てにもつながると思うんです。

スタッフはママさん世代が多く、家族のように和気あいあいとした雰囲気です。クリニックの目の前に保育園があるのも働きやすい理由の一つです。余計なストレスがないので、おかげさまで家庭もうまくいっています。

助産師は大きな責任と緊張を背負う仕事です。
でも無事に出産が進んだ際には、そのプレッシャーの何倍もの喜びとやりがいを感じることができます。

  • 出勤

    自宅から車で15分、子供を保育園に送ってから8時30分の申し送りに間に合うように出勤します。

    申し送り

    夜勤の看護師から日勤のメンバーへ分娩進行者やお母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。また夜間の入院・分娩があった場合の報告も受けます。

    朝礼

    5分ほどの全体ミーティングでは、毎朝一人が順番に院内であった心あたたまる話などを話します。ポジティブな気持ちで仕事に臨めます。

    カンファレンス

    夜勤からの申し送り事項や今後の治療方針などについて医師とカンファレンスを持ちます。

    午前のケア

    お母さんたちの検温、看護ケアにまわります。授乳や沐浴の指導、切迫早産の状態確認、清拭、シャワーの準備など。お部屋を回って赤ちゃんの状態や授乳の状態を観察し保健指導を行い、電子カルテに記録していきます。予定の手術や、緊急の帝王切開をすることもあります。

    昼食

    外来診療及び分娩進行状況に合わせ、交代でとります。分娩や手術、患者様の状況により、昼食は不規則な時間となることもあります。

    午後のケア

    授乳や沐浴の指導など、予定の入院患者様の対応や処置の準備を整えます。手術や分娩で使用した機械類の洗浄・滅菌を行います。お部屋や授乳室は気持ちよく使っていただけるよう常に清潔を保ち整えています。
    お部屋を回ってお母様一人づつの授乳の状態や赤ちゃんの状態を観察し保健指導を行い電子カルテに記録していきます。

    申し送り

    日勤の看護師から夜勤のメンバーへ分娩進行状態、お母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。

    帰宅

    ほとんど残業はなく、ほぼ決まった時間に終えることが可能です。子供を保育園にお迎えに行って帰宅します。

  • 出勤

    2交代制です。
    翌朝までの勤務となるため、自身の体調管理も大事な要素となってきます。

    申し送り

    日勤の看護師から夜勤のメンバーへ分娩進行状態やお母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。

    病棟ラウンド・掃除

    お母さんや赤ちゃんたちの経過を観察し、保健指導をするためにお部屋をまわります。切迫早産管理入院の妊婦さんを観察し看護ケアを行い電子カルテに記録していきます。新生児室など病棟内は薬品を使い掃除し衛生を保ちます。足りない物品の補充もします。

    分娩進行管理・入院対応

    分娩の進行を管理していきます。お産は24時間入院対応です。緊急の帝王切開もあります。時間外の電話相談や受診をお受けします。

    消灯・夕食

    お部屋を回り、患者様、赤ちゃんの状態を確認。赤ちゃんと同室するか、お預かりするかをうかがい、赤ちゃんの管理をします。手の空いたところで夕食を取ります。

    申し送り

    夜勤の看護師から日勤のメンバーへ分娩進行者やお母さん、赤ちゃんの状態などを伝えます。また夜間の入院や受診者の報告を行います。

    帰宅

    ほとんど残業はなく、ほぼ決まった時間に終えることが可能です。

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