当クリニックの「接遇」のめざすところ

患者さんはひとりぼっちじゃない

新たな命が誕生するお産はかけがえのない幸せな瞬間です。とくに初産においては、さまざまな不安を抱えるお母さまもいらっしゃいますが、入院中は決してひとりぼっちではありません。気になることは何でも当クリニックのスタッフへご相談下さい。

当クリニックは、患者の皆さまが退院後も「ここで出産して、本当によかった」と思い出してもらえるクリニックでありたいと考えています。もちろん、気軽に相談していただくためには、スタッフの雰囲気や心遣いが大切だと当クリニックは考えます。そのため、当クリニックでは「接遇」に力を入れ、随時接遇のトレーニングを実施しています。

ただの「おもてなし」ではない接遇の大切さ

接遇という言葉は、一見「おもてなし」とも捉えられがちですが、当クリニックの接遇は高級ビジネスホテルのような堅苦しい接客を意味するものではありません。とはいえ、気っぷの良い女将が切り盛りする定食屋さんのような雰囲気とも違います。

当クリニックがめざしているのは、いわばフレンドリーな高級リゾートホテル。患者さんの側から声をかけやすく、親身に患者さんと接することのできるスタッフの育成につとめています。

実践的トレーニングと認定試験を実施

当クリニックでは、接遇に優れたスタッフを育成するために、年1回、1~4級からなる認定試験を実施しています。

とくに3級以上では、丁寧な対応だけではなく、患者さんが何を求められているのか、ちょっとした表情やしぐさからでも察することのできるような「気付き」が求められます。

認定試験は提携先のクレスコパートナーズによるもので、研修は元日本航空のプロの講師が厳しく行います。

トレーニングは、言葉遣い、基本所作をはじめとする座学をテキストで学ぶものから、患者さんと対応する場面を想定してのロールプレイング、更には実際の勤務中に講師がチェックするOJTトレーニングも行います。テキストの内容は毎朝の朝礼でも確認し、認定試験の前には級に応じて課題図書も提出されます。

「人として魅力的」なスタッフ育成をめざして

当クリニックがこうした人材育成に投資するのは、接遇意識を浸透することはもちろん、よりよい人材を確保するためでもあります。もっとも「気付き」に長けて先回りする能力は、個々の適性もありますが、スタッフ一人ひとりがトレーニングを重ねることで「人として魅力的」になれることが大切です。

当クリニックの若いスタッフたちは、トレーニングの大変さを感じつつも、人として成長できる満足感、そしてホスピタリティを発揮することへの高いモチベーションをもって勤務に当たっています。

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